試験飛行、今年も見送り 木更津駐屯地のオスプレイ

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 木更津市は12日、陸上自衛隊木更津駐屯地(同市)で定期整備中の米軍輸送機オスプレイの試験飛行が、年内は行われない見込みだと発表した。整備は昨年2月から始まり、試験飛行は当初、昨年9月上旬に予定されていたが、昨年に続き今年も見送られる見込みとなった。防衛省北関東防衛局から情報提供があった。

 情報提供を受けた市によると、整備機体は予定の工程を終え、飛行前の点検が行われていたが、追加の作業が必要になった。部品や専用工具の取得、手順書の作成に時間がかかるため、作業は年内に終了しない見込みという。

 試験飛行は、この作業後、駐屯地内での地上滑走やホバリングチェックを経て行われる予定で、確定的な時期は未定。

 追加の作業は、米側から依頼された、回転翼の付け根部分の「プロップローター」の整備とみられる。今月10日には、部品などの輸送のため、別のオスプレイが同駐屯地に飛来していた。

 市は「安全な飛行運用が確保されるよう、段階を追って丁寧に整備を進めてほしい」としている。