日本初のリノベ総合展示施設 港区に1月オープン

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「クラシカレッジ」の完成予想図(美想空間提供)

 住宅・店舗のリノベーション(改修)を手掛ける美想空間(大阪市西区、鯛島康雄社長)と大阪市港区(筋原章博区長)は連携協定を締結し12日、日本初のリノベーション総合展示場を併設した「リノベーション体感型複合施設」を、同区内にオープンさせると発表した。来年1月29日に誕生する。公民連携でリノベーションの認知向上と近隣地域の活性化を図る。

 「リノベーションのある暮らしを学べる学校」がコンセプトで、施設名は「KLASICOLLEGE(クラシカレッジ)」。企業のショールームやハイセンスなインテリアを見比べることができ、DIYも楽しめる。

 設置場所は同市港区築港2丁目で、総面積延べ約1270平方メートルの築66年の元オフィスビルを、同社がリノベーションしている。

 同社のほか「9(ナイン)」(大阪市西区)、「スクールバス空間設計」(同市中央区)など約10社のリノベーション会社の個性的なショールームが並ぶほか、「ANTORY(アントリー)」(和泉市)と「吉桂」(名古屋市)のインテリア関連会社、国内外から取り寄せた植物を扱う「NOOSA(ヌーサ)」(大阪市浪速区)などが入居を予定。

 大がかりなDIYを楽しめるレンタルDIYスペースや、定期的にマルシェイベントを開催する屋上植物園、カフェレストランなども準備しており、港区が行政手続きなどをサポートする。

 対象は子育て世代など暮らしに関心の高い層で、初年度の来館目標は2万人としている。

 鯛島社長は「リノベーションによる豊かな暮らしを知ってもらうきっかけにしたい」と意欲を示し、筋原区長は「万博開催の7年後までに、暮らし方の面白さを伝えられるようになれば」と期待を寄せる。「かつての港町の活気を取り戻す」ことが共通の目標だ。