銀の光沢に浮かぶイノシシ 淡路島で干支瓦の出荷ピーク

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来年の干支「亥」をデザインした干支瓦=南あわじ市津井

 全国有数の瓦産地・兵庫県淡路島で、来年の干支「亥」をデザインした「干支瓦」が出荷のピークを迎えている。毎年この時期に職人たちが手掛ける正月の縁起物で、銀色の光沢が美しいいぶし瓦に大きなイノシシが力強く浮かび上がる。

 南あわじ市津井の新崎製瓦では縦約20センチ、横約40センチ、厚さ約5センチの扇形の干支瓦を500~600枚製造。昔から引き継がれてきた金型でプレスした粘土板を焼く。「招」「福」の文字や松竹梅の図柄などもあしらい、磨き作業や箱詰めを経て客の元に届ける。同社の新崎将和さん(45)は「この干支瓦のように、来年も元気に駆け抜けてもらえれば」と話している。

 1枚3900円(送料別)。淡路瓦工業組合TEL0799・38・0570 (高田康夫)