【プレミアリーグ】深刻化するトッテナム本拠地問題…1月ユナイテッド戦もウェンブリーで開催

ユナイテッドとのビッグマッチもウェンブリーで開催に

9月完成のアナウンスから延期が続いているトッテナム・ホットスパーの新スタジアム問題。セキュリティ上の改善は一向に進まず、来年1月のマンチェスター・ユナイテッド戦も、間借りしているウェンブリー・スタジアムで行うことになりそうだ。

年内は既に新ホワイト・ハート・レーン・スタジアムのこけら落としを見送っているトッテナム。クリスマスまでに何度もテストを続けて、2019年になったと同時にスタジアム初お披露目を目指していたが、セキュリティシステムの問題が解決されることはなくまたも延期となった。そのため、1月13日に開催予定のユナイテッド戦もウェンブリーで行われることとなった。

今回の延期について、ダニエル・レビー会長は公式サイトで「我々はサポーターに当時の予定以上にウェンブリーに足を運んでもらっている。しかし、私たちは今も完成に近づけるため日々進歩している。私がしたくないのは、最終的な安全が保証されていないのに開催日を決めることだ。多くの人が危険に遭ってからでは遅いのだ。しかし、計画が複雑になることは重要な事だ。新ホワイト・ハート・レーンはデジタルを取り入れた最新鋭のスタジアムであり、最新かつ最も厳しい安全規制を満たすことが求められる。もう一度サポーターには、多大な感謝と遅れてしまったことにお詫び申し上げたい」と声明を発表した。

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