気象庁は13日、向こう1か月の予報を発表した。北日本は冬型の気圧配置が強まりやすく、向こう1か月の気温は平年並みか低く、降雪量は平年並みか多い見込み。一方、沖縄・奄美は暖かい空気に覆われやすく、12月の後半は気温がかなり高くなりそうだ。
週ごとの予報によると、1週目(12/15~21)は沖縄・奄美を中心に、東・西日本も暖かい空気に覆われやすい見込み。特に、18日(火)頃からの1週間ほどは沖縄で気温がかなり高くなるとして、沖縄気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
2週目(12/22~28)は大陸の高気圧が強まり、北日本や東日本の日本海側は冬型の気圧配置になりやすい見込み。このため、北日本は気温が平年より低い予想となっている。東・西日本の気温は平年並みの予想で、太平洋側では平年と同様に晴れる日が多くなりそうだ。
3~4週目(12/29~1/11)は北日本で冬型の気圧配置が強まりやすく、日本海側は平年に比べて曇りや雪の日が多い見込み。北日本では、気温が平年並みか低い予想となっている。東・西日本の気温は、2週目に続き、ほぼ平年並みで推移すると予想されている。