周期的に寒気が南下

日本海の低気圧が東北地方を通過して三陸沖に進み、関東の東海上で発生した低気圧と一緒となって発達する見込みです。
このため西高東低の冬型の気圧配置となって寒気が南下します。
記録的な暑さの夏から気温の高い状態が続いていたため、体感的には厳しい寒さと感じますが、これで平年並みの冬の寒さです。
週末には次の低気圧が通過し、週明けは再び西高東低の気圧配置になって寒気が南下する見込みです。
周期的に南下する寒気は、次第に強い寒気となっています。現在、全国の約45%で最低気温が0℃未満の冬日、約15%以上で最高気温が0℃未満の真冬日ですが、ともに増加し本格的な冬となります。

気象予報士・饒村 曜

画像について:14日午前9時の予想天気図。

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