来年夏なのに…突如「ホスト国変更」のアフリカ杯、モロッコに断られる

『L'Equipe』は12日、「モロッコは、2019年度アフリカネーションズカップの開催地になることを拒否した」と報じた。

2019年アフリカネーションズカップの開催地はカメルーンに予定されていたが、先月末にアフリカサッカー連盟がその権利を剥奪する決定を下した。

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今大会から規模を16チームから24チームに拡大し、時期も夏に移行されてリニューアルしたアフリカネーションズカップ。しかしそのための施設の整備が間に合わず、カメルーンでは準備ができなかったのだ。

アフリカサッカー連盟はそこで最も施設が整っている国の一つであるモロッコに接触したものの、その誘いは断られてしまったとのこと。

一方、開催を希望しているのはエジプトであると伝えられており、すでにスポーツ大臣のアシュラフ・ソビヒ氏がその意向を明かしたという。

しかしエジプトはポートサイド・スタジアムでの大規模な暴動によってまだ国内リーグの観客入場が制限されている状況で、セキュリティの問題がある。

2019年アフリカネーションズカップの開幕は6月15日に迫っている。果たして無事に開催にこぎつけられるのだろうか…。

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