大村市特産の「黒田五寸人参(にんじん)」の生産者らでつくる県黒田五寸人参原種育成会が13日、市役所を訪ね、園田裕史市長にニンジンを贈った。
黒田五寸人参は普通のニンジンよりも軟らかく甘いのが特長。今年は約20戸が計2ヘクタールの畑で約50トンを収穫する見込みで、現在収穫と出荷のピークを迎えている。
JAながさき県央人参部会中部支部の黒田洋一郎支部長は「今年は豊作。最近はシェアが下がり、他の品種に変わりつつあるが、先代たちが築いてきた育成会を続けている」とあいさつ。搾ったジュースを味わった園田市長は「黒田五寸人参はブランド価値が上がっている。全国の皆さんに知ってもらいたい」と話した。
JAながさき県央みかん部会中部支部(五道常守支部長)も同行し、ミカンのブランド品「はなまる物語」を寄贈。市役所玄関前で黒田五寸人参と併せて即売会を開き、PRした。
「黒田五寸人参」PR 原種育成会 大村市長に寄贈
- Published
- 2018/12/14 00:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/14 14:15 (JST)
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