自民党道連が北海道知事選での擁立を調整へ|鈴木直道(すずき なおみち)氏の経歴・政策は?

来年春の任期満了にともなう北海道知事選に、自民党道連が現夕張市長の鈴木直道氏(37)を擁立する意向を固めました。現職の高橋はるみ知事(64)は来年夏の参議院議員選挙に立候補する予定となり、菅義偉官房長官ともパイプのある鈴木氏に白羽の矢が立ちました。

埼玉県出身の鈴木氏。東京都庁勤務を経て、夕張市長として2期を務める

鈴木直道氏は埼玉県生まれで現在37歳です。1999年に東京都庁に入庁。2004年には都庁に勤務しながら、法政大学法学部法律学科を卒業します。2008年には夕張市へ派遣され、2010年には東京都知事本局総務部より内閣府地域主権戦略室へ出向。同年、夕張市行政参与に就任します。2010年に東京都庁を退職。2011年の夕張市市長選では、3,569 票を得て当時全国最年少で初当選します。

2013年には、ダボス会議開催の世界経済フォーラムが選ぶ「ヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)」に選出。財政破綻に瀕した夕張市再建に尽力した鈴木氏は、2014年には財務省・財政制度等審議会に参加し、国への各種提言を行っています。2015年の夕張市長選では無投票で再選されました。

鈴木氏の政策理念

鈴木氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「ゆうばり発 新たな価値の創出!!」とし、

・資源 ゆうばりにある「資源」を活用した地域活性化への挑戦
・医療 ゆうばりでいつでも地域「医療」充実への挑戦
・子育て ゆうばりだからできる「子育て」環境充実への挑戦
・交通 ゆうばりの「交通」体系効率化への緒戦
・住宅 ゆうばりに住みたい「住宅」住環境への挑戦

を具体的な政策として揚げています。

© 選挙ドットコム株式会社