<成田山新勝寺>僧侶ら心込めすす払い 積もった1年分落とす 

©株式会社千葉日報社

約10メートルのササ竹を使い、夜明け前から大本堂のすす払いが行われた=13日、成田山新勝寺

 本年は三が日だけで約312万人が参詣した成田山新勝寺(成田市成田)で13日早朝、年末恒例の「すす払い」が行われ、僧侶らが大本堂などに積もった1年分のほこりを落として清めた。新しい年と初詣客を迎える準備が着々と進む。

はけを使って大本堂内の仏像のほこりを払う僧侶=13日、成田山新勝寺

 同寺では訪れる参拝客に迷惑を掛けないよう、日の出までに終えるのが習わし。冷たい空気と静寂が包む午前4時50分、岸田照泰寺務長が大本堂に上がり、朝護摩修行で本尊の不動明王にすす払いの開始を告げる。まずは本尊の不動明王の御身ぬぐいが行われ、脇仏や四大明王像、大太鼓も僧侶たちがはけやはたきできれいに。296畳の広さがある室内のちりは横一列に並んだ職員のほうきがけで丹念に掃き出された。

 その後、僧侶と職員計約40人が長さ約10メートルのササ竹を使い、大本堂の軒下に積もったほこりを払った。東の空に日が昇るころには、ササ竹による欄間や軒下のすす払いも含めて、すっかりと完了。日中は総勢約250人で境内各所の一斉清掃も行われ、新しい年と初詣客を迎える準備が整えられた。