移籍市場が活性化 ウィンター・ミーティングの主な動き

©MLB Advanced Media, LP.

日本時間12月11日にスタートした今オフのウィンター・ミーティングは、同14日のルール5ドラフトをもって全てのスケジュールを終了した。元ナ・リーグMVPのアンドリュー・マカッチェンがフィリーズと3年契約を結び、J.A.ハップ(ヤンキース)、チャーリー・モートン(レイズ)、ジューリス・ファミリア(メッツ)といった有力FA投手が契約先を決める一方、イバン・ノバ(パイレーツ→ホワイトソックス)、タナー・ロアーク(ナショナルズ→レッツ)らのトレードも成立。ここでは他のニュース記事でカバーし切れなかった移籍情報を整理してみよう。

ウィンター・ミーティング初日となる日本時間12月11日は、タイソン・ロスがタイガース、ビリー・ハミルトンがロイヤルズとそれぞれ1年契約で合意。このほか、ウエーバーでの動きが多く、リオ・ルイーズがブレーブスからオリオールズ、ロビー・スコットがレッドソックスからレッズ、ケイレブ・カワートがエンゼルスからマリナーズ、マイク・ガーバーがタイガースからジャイアンツ、ライアン・マイシンガーがオリオールズからカージナルス、カルロス・アスアヘがパドレスからレンジャーズへ移籍した。

2日目(日本時間12月12日)は、マカッチェンがフィリーズと3年契約、ジョーダン・ライルズがパイレーツと1年契約で合意したほか、今季マリナーズで36試合に出場してOPS.743をマークしたクリス・ハーマンがアスレチックスと1年契約で合意。控え捕手兼ユーティリティ・プレイヤーとしての起用が見込まれる。また、ノバがパイレーツからホワイトソックスへ放出され、ドリュー・ロビンソン(レンジャーズ→カージナルス)とパトリック・ウィズダム(カージナルス→レンジャーズ)のトレードも成立。元オールスター遊撃手のトロイ・トゥロウィツキーはブルージェイズを解雇された。

3日目(日本時間12月13日)は、ロアークとタナー・レイニー(レッズ→ナショナルズ)のトレードが成立したほか、ハップがヤンキース、モートンがレイズとそれぞれ2年契約で合意。さらに、全休の2016年を除いて6年連続2ケタ勝利のランス・リンがレンジャーズと3年契約、堅守の遊撃手であるジョーディ・マーサーがタイガースと1年契約、強打の一塁手であるジャスティン・ボーアがエンゼルスと1年契約でそれぞれ合意に達した。

そして、最終日(日本時間12月14日)にはルール5ドラフトが行われただけでなく、リリーフ投手の市場が動き、速球派右腕のジョー・ケリーがドジャース、実績十分の実力派リリーバーであるファミリアが古巣メッツとそれぞれ3年契約で合意。また、2件のトレードが成立し、アレックス・クラウディオ(レンジャーズ→ブリュワーズ)、エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス→マリナーズ)、カルロス・サンタナ(マリナーズ→インディアンス)らの移籍が決定した。

ブライス・ハーパー、マニー・マチャド、菊池雄星といった有力FA選手に大きな動きはなく、今後も各球団の様々な思惑が入り混じった移籍市場は動き続けていきそうだ。