原爆ドーム周辺高さ規制を、広島

景観保護で、審議会が答申

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平和記念公園の原爆慰霊碑。奥は原爆ドーム=14日午前、広島市

 慰霊の場としての平和記念公園(広島市中区)の景観を議論する審議会は14日までに、原爆ドーム周辺の建物に高さ制限をすべきだとの答申をまとめ、広島市に提出した。原爆資料館から原爆ドームを望む時、背後にビルなどが見えないようにするのが狙い。市は本年度内にも方針を示す。

 答申は12日付。資料館から見た原爆ドームを中心にして左右合わせて18度の視界を「大切にすべき範囲」と規定。この間に建物などが何も見えない環境を目指すべきだとし、具体的には強制力のある高さ制限と植栽での対応を求めた。

 現在、資料館から見ると、広島商工会議所ビルや市営住宅が視界に入る。