入院患者に歌声贈る 水戸三高生 Xマスコンサート

©株式会社茨城新聞社

息の合った振り付けと美しい合唱を披露する水戸三高の音楽科とコーラス部の生徒=水戸市三の丸

患者とその家族に楽しいひとときを過ごしてもらおうと、水戸市三の丸の水戸赤十字病院(満川元一院長)で12日、21回目となるクリスマスコンサートが行われた。県立水戸三高(同市三の丸)の音楽科とコーラス部計23人が息の合った楽器演奏や合唱を披露した。

コーラス部の合唱の他に独唱やピアノ独奏など全18曲を披露。曲間には患者らから大きな拍手が起こった。今回は初めて男子生徒の独唱も。音楽科の木名瀬遥介さん(2年)による「アベ・マリア」が透明感のあるファルセットで歌われた。

「あわてんぼうのサンタクロース」などのクリスマスメドレーでは全員で振り付けも行い、目でも楽しませた。生徒が着けたコサージュや髪飾りは同部の渡辺日菜子さん(2年)がデザインし部員らで手作りしたもので、渡辺さんは「上手にできた。コンサートも患者さんが喜んでもらえるとうれしい」と笑顔を見せた。

入院患者の友部知子さん(74)は「生で聞いて感動した。『きよしこの夜』が良かった」と涙を浮かべた。

(澤田将生)