都市鉱山「みんなのメダルプロジェクト」 愛媛県新居浜市で公開授業

 環境省は、13日に愛媛県新居浜市の新居浜市立角野小学校で「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に関わる公開授業を開催した。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、新居浜市、新居浜市教育委員会が協力。同プロジェクトを通じたオリンピック・パラリンピックの機運醸成、小型家電リサイクル制度や循環型社会の有用性を伝えることを目的としている。

 公開授業には、リオデジャネイロ2016パラリンピックに出場した廣瀬悠氏(男子柔道90キロ級)と同大会銅メダリストの廣瀬順子氏(女子柔道57キロ級)も参加した。

 同プロジェクトは、家庭に眠る携帯電話やパソコンなどの使用済み小型家電から有価金属を回収し、東京2020大会の金・銀・銅メダル合わせて約5千個を制作しようという取り組み。

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