電子機器が睡眠に大きな影響を与える
質の良い睡眠をとることは、心身の健康に繋がります。
しかし、時代が進化するにつれ、それが難しくなっているのが現状です。
以前【睡眠がパフォーマンスを左右するCA(客室乗務員)に学ぶ!良質な睡眠のための飲み物の選び方】という記事で、寝る前の飲み物選びのポイントについてお伝えしました。
今回は就寝時の習慣、中でも電子機器の影響と付き合い方についてご紹介致します。
電子機器の放つ光が寝つきを悪くする⁉
早速ですが、寝る前のリラックスタイム、どんな風にお過ごしですか。
ベッドの上でくつろぎながら、スマホをいじったり、テレビを見たりして過ごす方が多いのではないでしょうか。
実は、その習慣が睡眠不足を引き起こす原因となるのです。
というのも、スマホ、テレビ、パソコンなどから出ているブルーライトという光は、強いエネルギーを持っています。
それにより睡眠を促すメラトニンというホルモンが出にくくなり、寝つきにくくなってしまうからです。
着信通知による中途覚醒
ところで、皆さんは寝るときにスマホはどこに置いていますか。
手の届くところに置いている方が多いのではないでしょうか。
ブルーライトだけでなく、スマホの着信音やバイブレーションも睡眠の質に影響を与えます。
わたしは以前早番のフライトに備え普段よりも早くに就寝していたところ、着信があり目覚めてしまった経験があります。
もちろん相手に悪気がないことは理解していますが、睡眠を妨害されてイラっとしてしまったことは事実です。
電子機器に邪魔されず、ぐっすり眠る方法
一番の対策としては、寝る前の電子機器の使用は控え、寝ている間はスマホなどの電源はオフにするか近くに置かないことです。
しかし、24時間社会である現代、それが難しい状況も多いと思います。
そのような時は、ブルーライトを軽減できる機能やグッズを使ってみてください。
スマホであればブルーライト軽減設定がある機種もありますし、画面に貼るタイプのブルーライトカット保護フィルムなども売っています。
パソコンやテレビは、ブルーライトカット仕様の眼鏡をかけて見ると良いでしょう。
また、眠っている間の睡眠妨害対策として、指定した時間帯の着信通知をオフにするおやすみモードを使用することも一つの方法だと思います。
全ての通知をオフにすることに抵抗があるという方には、特定の連絡先だけ通知する設定もあるようです。
ご自身のスマホを確認してみてくださいね。
賢く使って、快眠生活
スマホなどの電子機器は、現代人には欠かせない、とても便利なものであることは確かです。
しかし、健康を害さない程度に上手に使う必要があると思います。
これを機に、電子機器との付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。