厚真での災害ボランティア

室工大生が貴重な経験語る

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被災地でのボランティア体験を語る学生

 室蘭工業大学(空閑良壽(くが・よしかず)学長)で12日行われた2年生を対象にした前田潤教授の現代心理学の授業で、厚真町での災害ボランティアを経験した学生が自らの体験を語った。

 この日発表したのは修士1年の山本雅哉さん(24)と浅野雄咲さん(22)、学部4年の中野佑美さん(23)の3人。3人は前田教授による災害心理学特論の一環で11月に厚真町を訪問し、ボランティアを体験した。

 浅野さんは他の災害ボランティア参加者にインタビューした内容を報告。「参加者は札幌や苫小牧など近場が多かったが、中には岩手や大阪から来ていた人もいた。参加者は30人ほどで、半分は毎週のように来ている。少しでも人の役に立てればという気持ちの人が多かった」と語った。

 このほか、山本さんは厚真町の被害やボランティアの内容と参加方法を、中野さんは当日の流れと作業内容を説明。3人は最後に「ボランティア活動はきっかけがないと行きにくいが、高校生でも簡単に参加できる。今回の講義を機会にボランティア活動に参加してくれるとうれしいです」と多くの参加を呼び掛けた。学生らは真剣な表情で聞き入っていた。
(北川誠)