アーセナルに頼れる主将が帰ってきた! 長期離脱明けも安定感は健在

約7ヶ月ぶりに復帰を果たしたコシェルニー photo/Getty Images

アーセナルに頼れる主将が帰ってきた。長期離脱から復帰を果たした元フランス代表DFローラン・コシェルニーが、復帰初戦から素晴らしいデータを残している。

昨年5月に行われた昨季のヨーロッパリーグ(EL)・準決勝2ndレグのアトレティコ・マドリード戦でアキレス腱を負傷し、長期離脱を余儀なくされていたコシェルニー。11月末に行われたU-23チームの試合で実戦復帰を果たすと、今月8日のハダースフィールド戦(プレミアリーグ第16節)でトップチームのベンチ入り。主将の帰還が間近に迫っていた。

そしてその時がついに訪れた。13日に行われたEL・グループステージ最終節で、カラバフ(アゼルバイジャン)をホームのエミレーツ・スタジアムへ迎え入れたアーセナル。ウナイ・エメリ監督は前日会見で明言していた通り、コシェルニーをスタメン起用した。その期待に応えるかのように、約7ヶ月ぶりにトップチームの一員としてピッチに立った主将は、交代した72分まで危なげないパフォーマンスを披露。1-0の完封勝利とともに、無傷でのグループステージ突破に貢献している。

さらにデータサイト『WhoScored.com』によると、コシェルニーはこの一戦で、スタメン出場を果たした両チームの選手の中で唯一パス成功率100パーセントを記録(62本中62本成功)。改めてピッチでその安定感を示した。完全復活が期待されるコシェルニーの今後の活躍に期待がかかる。

© 株式会社FACTORIES