浜野健太主演「面白南極料理人」は集団コント!?

BSテレ東で1月12日からスタートする真夜中ドラマ「面白南極料理人」(土曜深夜0:00)の制作会見に主演の浜野謙太、共演のマキタスポーツ、田中要次、緋田康人、山中崇、福山翔大、岩崎う大(かもめんたる)が参加した。浜野は「―50℃の閉鎖された基地を舞台にしたコントだと僕は思って演じています。こんなに緊張感のない現場は初めて」と和気あいあいとした現場の様子を明かした。

堺雅人主演で2009年に映画化もされた西村淳氏のエッセーを連続ドラマ化する本作。南極の昭和基地から離れること1000km、標高3800m、平均気温-54℃という、世界で最も過酷な観測地帯といわれる「ドーム基地」を舞台に、7人の南極観測隊の悲喜こもごもを描く。料理人の西村隊員・通称“大将”を浜野、医者の松山隊員・通称“ドック”をマキタ、気象/大気観測の金村隊員・通称“金ちゃん”を田中らが演じる。コントだと思っているという浜野に対し、マキタは「僕らは性格俳優なので、極めて真面目にやっているだけです。主演がコントだと思ってやっていたとは知らず、だからかみ合わないんだなと思った」と笑わせ「とにかくよくできた、時間をかけた集団コントです」とアピールした。

さらに浜野が「みんなが自由に演じ過ぎて、1話目を編集してみたらつながらないことが分かったので、撮影後半になってやっとちゃんとした演技を心掛けようとルールが出来ました」とアドリブ連発の撮影風景を紹介すると、マキタも「現場は楽しいけれど、楽しい疲れってあるんだなと知りました。撮影は長いし、長くふざけることは結構きつい。体力勝負の現場」と苦労もにじませた。

© 株式会社東京ニュース通信社