アーセナルに超新星が現る! 初スタメンの17歳がMOMに

アーセナルの期待若手アタッカー、サカ photo/Getty Images

アーセナルに将来が楽しみな超新星が現れた。同クラブに所属するU-19イングランド代表FWブカヨ・サカが、ヨーロッパリーグ(EL)の舞台で10代とは思えないような圧巻のパフォーマンスを披露した。

現在17歳のサカはアーセナルの下部組織出身で、今年プロ契約を結んだばかりの期待の若手アタッカーだ。今季は主にU-23チームでプレイしていたが、11月29日に行われたEL・グループステージ第5節のヴォルスクラ戦でベンチ入り。さらに、アーロン・ラムジーに代わって途中出場を果たし、トップチームデビューも飾っている。

そんなサカは、今月13日に行われたEL・グループステージ最終節のカラバフ戦でも招集メンバー入りすると、この一戦ではなんとスタメンに抜擢されたのだ。GKのファインセーブなどでゴールこそ奪えなかったものの、華麗なドリブルやテクニックで相手DFを翻弄。フル出場を果たし、チームの勝利(1-0)に貢献した。

データサイト『WhoScored.com』によると、サカはこの試合で両チーム最多となるシュート本数(4本)とドリブル成功数(8回)を記録。同メディアは積極的にゴールへ向かう姿勢を見せたこの若手アタッカーに「8.2点」の高評価をつけ、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出した。また大手スポーツメディア『sky sports』も、決勝ゴールを挙げたアレクサンドル・ラカゼットらとタイとなる「7点」をつけ、決勝弾男ではなくこの超新星をMOMに選出している。

今後のさらなる成長が期待されるサカ。ロシアW杯で世界中の注目を集めた19歳の若き怪物キリアン・ムバッペのように、スターダムにのし上がることができるのか。

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