「赤穂義士」勇ましく 笠間でパレード 旧大石邸跡で勝ちどきも

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討ち入り装束を着て行進する笠間義士会員ら=笠間市の笠間稲荷門前通り

「忠臣蔵」にゆかりのある笠間市で、赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日に合わせた笠間義士会(塙東男会長)のパレードが14日、同市の笠間稲荷門前通りなどで行われた。大石内蔵助(おおいしくらのすけ)と長男主税(ちから)の親子ら赤穂義士に扮(ふん)した同会員が、陣太鼓を打ち鳴らしながら勇ましく練り歩いた。

江戸時代、浅野氏は赤穂に移る前に笠間藩主を務めるなど同市と縁が深く、現在、同市と兵庫県赤穂市は姉妹都市として交流している。パレードは義士会が討ち入りの日に毎年開催し、今年で53回を数える。

播州赤穂浪士と書かれた討ち入り装束姿の義士会員らは旧笠間城下の酒蔵を出発し、笠間稲荷門前通りなど約700メートルを行進。途中、大石内蔵助像が移設された旧大石邸跡や、かさま歴史交流館井筒屋に立ち寄り、「えい、えい、おー」と勝ちどきを上げた。

内蔵助役を務めた茨城放送社長の北島重司さん(64)は「初めてかぶとを身に着け、気が引き締まった。半世紀以上続く伝統行事を、次代に残していきたい」と話した。(沢畑浩二)