また会えてよかった 復旧支援者向け公開 全面開園は22日 熊本市動植物園

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一足早く公開された熊本市動植物園の新猛獣舎で、ガラス越しにライオンを見学する子どもたち=15日、同市東区

 熊本地震の復旧工事がほぼ終わり、22日に全面開園する熊本市東区健軍の市動植物園で15日、「復興応援サポーター」向けの内覧会があった。避難先から戻ってきた猛獣やキンシコウたちと会えるのは約2年8カ月ぶり。約400人が一足早く対面を果たした。

 復旧を願って寄付をするサポーター制度には約千人・120団体が登録し、約3720万円が寄せられた。支援への感謝を込めて、最後まで立ち入り禁止だった動物ゾーン北側5・4ヘクタール内にある猛獣舎やキンシコウ舎、クマ舎などを公開した。

 リニューアルした猛獣舎は一部がガラス張りになり、間近で観察できるように。ライオンを見ていた嘉島町の嘉島東小5年の坂本瑠優[るう]さんは「ガラスを割って出てきそう」と迫力に目を丸くしていた。同市南区の佐藤春子さん(82)はキンシコウにカメラを向け「夏ごろ次々と死んで心配したけど、元気そうでよかったです」。

 内覧会は16日も実施。22~24日の全面開園記念イベントでは、午前9時から午後9時まで営業。打ち上げ花火や江戸家小猫さんの物まねライブなどがある。TEL096(368)4416。(猿渡将樹)

(2018年12月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)