水戸の“埋蔵品”300点 市文化財センター 江戸〜現代、歴史豊かに

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青や緑に輝く生活コーナーのガラス瓶は来場者の関心をひときわ集める=水戸市塩崎町

近現代の埋蔵文化財から水戸市の歴史を再考する企画展「水戸“市”、発掘。」が同市塩崎町の市埋蔵文化財センターで開催されている。明治維新150周年事業として同市教委が主催。同市内では年間200件の発掘調査が行われており、他機関から収集したものも含め約300点展示されている。会期は2019年2月24日まで。

ライフラインや教育など6章にテーマを分けて展示。第2章の建物では発掘されたれんが、しっくい壁、タイルが陳列され江戸から明治にかけての建造物の変化が把握できる。戦時下の配給品であり軍都水戸を象徴する「統制陶磁器」や県内初の電気供給で使用された電子部品の「碍子(がいし)」など水戸の歴史を感じさせる内容となっている。

同センターの関口慶久所長(45)は「(展示品は)豊かな歴史の生き証人であることを感じてほしい」と来場を呼び掛けている。(澤田将生)