新カミオカンデの調査費計上

来年度予算、工法検証へ

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「ハイパーカミオカンデ」の完成予想図(ハイパーカミオカンデ研究グループ提供)

 政府は16日、宇宙を満たす素粒子ニュートリノの謎の解明を目指す次世代観測装置「ハイパーカミオカンデ」の新設計画の可否を判断するため、2019年度当初予算案に5千万円程度の調査経費を盛り込む方針を固めた。19年4月以降に資金面や工法を検証し、問題がなければ20年度以降の予算に建設費を計上する。20年代後半の観測開始を目指している。

 東大などは建設費を675億円、運営費も含む総額は約1500億円と想定。国際的事業として日本側が約1400億円を負担すると見込む。政府は海外の研究機関を巻き込むことで日本側の負担を減らしたり、建設コストを抑えたりできるか調べる。