ジョン・テリーとは違う主将に チェルシーDFが語る自分なりのまとめ方

チェルシーのアスピリクエタ photo/Getty Images

ジョン・テリーやフランク・ランパードらと比較すると地味かもしれないが、今チェルシーをリーダーとして支えているのがDFセサル・アスピリクエタだ。先日にはクラブとの契約を2022年まで延長したが、気付けば2012年からチームに所属する古株となった。

今季はガリー・ケイヒルが出番を失っていることもあり、アスピリクエタはキャプテンマークを任されている。強烈なリーダーシップを発揮するタイプではないものの、アスピリクエタも今ではチームに欠かせない存在だ。

英『Daily Mail』によると、アスピリクエタも自分なりのやり方でチームをまとめていこうと奮闘している。加入から6年が経ち、自分なりのチェルシー道を若い選手たちに伝えようとしているのだ。

「他の世代と比べるべきではないよ。僕たちには僕たちの哲学がある。チームリーダーは自分のやり方でやらないとね。僕はテリーやランパード、アシュリー・コール、ドログバ、チェフらとドレッシングルームを共にした。彼らから多くのことを学んだよ。だけどフットボールは変わる。ここ数カ月は主将を務めているけど、自分なりのやり方でやらないとね。これは僕にとってチェルシーでの7シーズン目で、ここは僕の家だ。僕はリーダーだし、新しい選手が入ってきたらチェルシー流を見せる義務があるのさ」

与えられた仕事を黙々とこなすアスピリクエタの姿勢はチームメイトも認めていることだろう。チェルシーでプレイすることの誇りを伝えるリーダーとして、アスピリクエタは今後も右サイドバックの位置に君臨することになりそうだ。

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