新市庁舎の設計業者審査 大村市が公開プレゼン

 長崎県大村市が現地建て替え計画を進めている新市庁舎の基本設計業者を選ぶ公開プレゼンテーション・ヒアリングが15日、大村市幸町の市コミュニティセンターであった。

 プレゼンした4共同企業体(JV)の名称は非公開。それぞれの完成イメージ図などを使ってコンセプトや内容を提示。審査委員から耐震性や利便性などの専門的な質問を受けた。市民ら約50人が傍聴した。

 各業者は外観や建物の構造、フロア構成、省エネルギー化などを中心に説明。▽低層棟構造▽市民が集う広場▽ユニバーサルデザイン▽周辺施設との連動性などをキーワードに約20分間でアピールした。

 大村市は2022年度の完成を目指し、公募型プロポーザル方式で、基本設計を受託する業者の選定を進めている。審査結果は年内に公表するという。

新市庁舎の基本設計の受託者を選定する公開プレゼンテーション・ヒアリング=大村市コミュニティセンター

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