森友問題 籠池氏、国有地値下げ「役人の忖度」 水戸で政治懇話会出席

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持論を展開する籠池泰典氏=水戸市見川

学校法人「森友学園」の補助金詐取事件で起訴された籠池泰典前理事長が16日、水戸市内で開かれた政治懇話会に出席し、同学園を巡る国有地の値下げについて「やはり役人の忖度(そんたく)。(安倍晋三首相や昭恵夫人の名前など)下がる要素があった。財務省も国交省も動いたから、あの状況になった」と話した。

懇話会は、森友問題を追及した前衆院議員の福島伸享氏が企画した。県護国神社の佐藤昭典宮司に加え、文筆家の菅野完氏の計4人が意見を交わした。

籠池氏は一連の経緯を振り返り、「『とんでもないやつ』と言われても仕方ないが、(国会での)証人喚問でも本当のことを言った」と強調。政権批判をするようになってから「それまで(保守派は)押せ押せだったのに、ばっさり切り捨てられた。今でも学校はつくりたい」と未練ものぞかせた。

最後は「野党が(権力を)けん制する方向に持っていかないといけない」と述べた。