「SUITS」今夜最終回! 織田裕二「続編は見てくださった方々の声で」

フジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9:00)主演の織田裕二がクランクアップを迎え、「原作が世界的な大ヒットドラマということで、撮影当初は不安やプレッシャーもありましたが、安心感のあるキャストさんやスタッフさんがいてくださったおかげで自由にやらせていただきました」と充実した表情を浮かべた。

同作は、織田演じる“勝つためには手段を選ばないエリート弁護士”甲斐正午と、中島裕翔演じる“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大輔がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく弁護士ドラマ。クランクアップの際には甲斐の秘書・玉井伽耶子を演じた中村アンがサプライズで駆け付けて花束を贈呈した。さらに、最後の撮影が行われたのが織田の誕生日でもある12月13日ということもあり、誕生日も祝われた。

27年ぶりとなった鈴木保奈美との共演には「原作のジェシカ(・ピアソン)と日本版の(幸村)チカは設定が大きく異なるので、ちょっとむちゃな役をふられた感じだと思うんですが、さすがと言いますか、本当に助けていただきました」と感謝。続編の可能性には「出演者の僕らがどうこうと言うより、見てくださった方々の声で決まるのではないでしょうか。そういう声をたくさん頂いて、もし続編が決まるようであれば、また原作をしっかりと見直さなければならないですね。原作もシーズン2以降、加速度的に面白くなっていくので、それをやらないのはもったいない」と前向きだ。

また、最高検察庁の監察指導部に属するエリート検事・澤田仁志役の市川海老蔵もクランクアップ。「織田さんと鈴木さんとの共演を楽しみにしておりましたので、お二人と撮影現場を共有させていただき光栄でした。2日間という短い期間でしたが、織田さんの作品に対するこだわりや考え方をそばで聞かせていただき、大変勉強になりました」と話している。

12月17日放送の最終回で、甲斐は自らが検事時代に担当した殺人事件が、上司だった柳慎次(國村隼)の証拠隠しによる冤罪(えんざい)だったことを知る。甲斐は自ら起訴した事件を自らが再審請求し弁護することを決意。しかし、柳や澤田の手引きなのか、警察の邪魔も入り窮地に陥る。四面楚歌(そか)の中、甲斐は大輔と共に再審請求に向けて苦闘する。

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