プレミアリーグでいまだ無敗を続け、首位に立つリヴァプール。
ここでは、『sportskeeda』による「冬の移籍市場におけるトップターゲット」を見てみよう。
ウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレス)
夏にリヴァプール行きが強く噂されていたザハ。だが、パレスが7000万ポンド(99億円)を要求したことで、話し合いは破綻した。
その直後、彼はパレスと2023年までの新契約を締結。週給は13万ポンド(1853万円)とされている。
もちろん、近年において契約はほとんど意味を持たないが、獲得するためには相当額が必要になることは確かだ。
ユルゲン・クロップ監督がザハのプレースタイルを賞賛してきたことは周知の事実。アンフィールドでの戦術にもフィットするとの声も多い。
サラー、フィルミーノ、マネを擁する攻撃部隊にザハが加われば、アンストッパブルになるはずだが…。
マルコ・アセンシオ(レアル・マドリー)
リヴァプールがこの取引をやってのけるためには、莫大な金を支払わなければいけないだろう。
彼は22歳と若く、市場価値は9000万ユーロ(115億円)と算定されているのだ。ただ、もし1月に引き抜くのならば、この額は最低ラインかもしれない。最終的には、1億ポンド(142億円)近くまで…。
ただ、アセンシオにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも興味を示しているそう。レアルのロペテギ前監督は彼の放出に備えていたというが、指揮官はソラーリに代わっただけに…。
イケル・ムニアイン(アスレティック・ビルバオ)
彼もまた、サラー、フィルミーノ、マネらを擁するリヴァプール攻撃陣にハマるであろう人材だ。
ウィングを主戦場としてきたムニアインだが、ここ最近はCFでも起用されて輝きを放っている。
そのスピードとアジリティは、屈強なDFやGKに対して有用だろうし、レッズにいい影響を与えるはず。
実際、10月末にビルバオに獲得オファーを送ったとも。ただ、今季で満了になる見込みだった契約を、先月末に2024年まで更新している…。
アドリアン・ラビオ(PSG)
今季で契約が満了になる見込みの彼に対しては、多くの関心が寄せられている。
そうした中、来夏ではなく1月にラビオを確保したいリヴァプールは相当額のオファーをしたとも。
それはつまり、半年後にはフリーになる選手に4500万ポンド(64億円)ほどを支払う必要があるかもしれないということ。だが、そうすれば獲得できる可能性は高まる。
リヴァプールの戦術にフィットするであろうセンターハーフだが…。
スソ(ミラン)
リヴァプールは彼を4000万ポンド(57億円)で買い戻すと噂されている。
4年前まで保有していた選手だったことは信じがたいが、わずか100万ポンド(1.4億円)でミランに売り渡してしまった。それ以来、リヴァプールはこのミスを悔やんでいる。
スソはダイナミックなアタッカーで、右からカットインするのを好む。クロップが好むタイプであり、ザハやムニアイン同様にフィットする人材であろうが…。