NHK総合で2019年1月7～10日に放送される「みんなで筋肉体操」（午後11：50）の取材会が行われ、出演する俳優の武田真治、庭師の村雨辰剛、弁護士の小林航太が出席した。同番組は近畿大学准教授・谷本道哉氏の指導で、最新の科学理論に裏打ちされた“超効率的な筋肉トレーニング”を実演するもの。今年8月に放送された際に話題となり、今回が第2弾となる。
武田は「（第1弾は）呼ばれて2、3時間運動しただけなので、実はそれほど思い入れがなかったのですが、不思議なもので、僕らが汗ばんでいる本物の苦しみは伝わるんだなと発見がありました。放送後に反響の声が上がり、自分も第2弾を臨む気持ちが高まってきた」と意気込みを語った。
さらに、武田は制作スタッフに「どうしてこんな番組を作ろうと思ったのか聞いてみたい」と質問をぶつけ、制作統括の斎藤大輔チーフプロデューサーは「実は局内で全く期待されていなかったのが正直なところ」と明かすと、企画した勝目卓ディレクターも「『みんなの体操』の雰囲気でやったら面白いんじゃないかなと絵面とタイトルが浮かんできた。でも、この企画が通った時に僕が一番驚いた」と苦笑いする場面も。
一方、指導の谷本准教授は「思い入れはものすごく強いです。面白い番組ではありませんし、大真面目な番組です」と強調し、「これをやるだけで簡単に変わるというものではないが、第1弾はすごく効くという反響があり、それに応えたい。真面目にしっかりとした筋トレをお届けしたい」と本気で取り組んでいることをアピール。
武田と共に実演する小林は「筋トレは1人で続けるのは大変。一緒にやる友人がいなければ、テレビの中には僕らがいますから。録画して何度も繰り返し見ながら続けてほしい」と訴えると、村雨も「やはり継続が大事。歯磨きのように習慣の一部、日課にまで持っていってほしい」と語っていた。
