巨人菅野が史上最高に並ぶ6億5000万、鷹加治屋は大幅増…17日の主な契約更改

契約更改に臨んだソフトバンク・加治屋蓮【写真:藤浦一都】

2億円アップで佐々木主浩に並ぶ史上最高年俸の6億5000万円で更改した菅野

 プロ野球では17日、複数球団で契約更改が行われた。巨人の菅野智之投手がは球団事務所で契約交渉に臨み、2億円増で日本人選手では2004、05年の佐々木主浩投手(横浜、現DeNA)に並ぶ史上最高年俸となる6億5000万円で更改した。

 今季は2年連続の最多勝、3年連続の最優秀防御率、2年ぶりの奪三振王と3冠に輝いた。投球回数が入団6年目で初めて200イニングを超え、10完投をマークするなど2年連続で沢村賞にも選ばれた。

 リーグ3連覇の広島は野村祐輔投手が現状維持の推定1億2000万円で更改。7年目で初めて開幕投手を務めた今季は、背中の筋挫傷などによる離脱もあり、7勝6敗、防御率4.22。西川龍馬内野手は1100万円増の推定3100万円でサイン。3年目は107試合で打率.309、6本塁打、46打点とキャリアハイの成績を残した。

 楽天の銀次内野手は1500万円減の推定8500万円で更改。今季は139試合に出場して打率.276、5本塁打、48打点をマーク。チームは最下位に終わっていた。

 ソフトバンクは球団最多タイ記録となる72試合に登板し、4勝3敗31ホールドの成績を残した加治屋蓮投手が3800万円増の4800万円で更改。高田知季内野手は400万円増の2600万円、明石健志内野手は現状維持の1億円、高谷裕亮捕手は現状維持の3400万円でサインした。(Full-Count編集部)

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