日本海側は広く雪や雨 北日本は大雪のおそれ 太平洋側は空気乾燥

予想積算降雪量(18日午前6時~19日午前6時までの24時間)

 きょう18日(火)は日本海側の広い範囲で雪や雨となり、特に北日本ではあす19日(水)にかけて大雪になるおそれがある。雷を伴う所もあるため、落雷や突風などにも注意が必要だ。
 一方、太平洋側では乾燥した晴れの天気となる見通し。

18日(火)午前8時と午後8時の雨・雪・風の予想

北陸以北の日本海側は雪や雨が続く

 日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となっている。午前5時現在、山陰から北の日本海側に雪雲や雨雲がかかっているが、日中は北陸や北日本を中心に雪や雨が続く見込みだ。雷を伴う所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
 また、風が強まってふぶく所もあり、特に北日本ではあすにかけて大雪になるおそれがある。北日本や北陸では、あすの明け方までの24時間に最大で30から40センチの雪が降ることが予想されるため、さらなる積雪の増加に注意が必要だ。

18日(火)午前5時36分現在 乾燥注意報

太平洋側は空気乾燥 東京の予想最小湿度35%

 一方、太平洋側では晴れる所が多く、空気が乾燥する。東京の予想最小湿度は35%で、大阪や名古屋でも湿度が40%くらいまで下がる見通し。空気が乾燥すると火災が起きやすくなるだけでなく、風邪やインフルエンザやにもかかりやすくなるため、注意が必要だ。

全国天気予報(数字は予想最高気温と前日差)

師走らしい気温

 日中の気温はきのうと同じくらいか、やや低い所が多くなる。全国的にこの時季らしい気温で、関東から西では12℃前後、北陸・東北南部は10℃前後、東北北部は5℃前後、北海道は2℃前後の見込み。(気象予報士・多胡 安那)

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