県議選 動き本格化 3月29日告示、4月7日投開票【大分県】

©有限会社大分合同新聞社

 2019年統一地方選で実施される県議選(定数43)は3月29日告示、4月7日投開票される日程が決まり、選挙戦に向けた動きが本格化しつつある。全16選挙区に議席を持つ自民党が単独過半数を維持できるかが焦点の一つ。与野党とも夏の参院選を見据え、県議選での支持拡大を狙う。(5面に関連記事)

 現職42人(欠員1)のうち、1人が今期限りでの引退を決め、他に3人が引退を検討している。別府、佐伯、杵築各市などで選挙戦が確実な情勢。現職の対抗馬が見えない1人区や立候補予定者が定数と同じ複数区も多いが、選挙戦の構図は流動的だ。

 15年の前回選挙では7選挙区(日田市、宇佐市、杵築市、臼杵市、津久見市、竹田市、九重町・玖珠町)が無投票だった。総定数、選挙区の区割り・定数は前回から変わりはない。(カッコ内は会派の現有議席)

 【自民党(23)】

 党県連は今月5日までに現職20人を公認し、現職2人と元職、新人各1人をそれぞれ推薦した。嶋幸一幹事長は「現有議席プラスアルファ」を目標に掲げる。

 現職のうち、近藤和義氏(84)=由布市・5期、油布勝秀氏(68)=大分市・3期=が引退含みで対応を検討している。前職が市長にくら替えした佐伯市で新人を推薦する他、大分市で元職を擁立する。

 【県民クラブ(13)】

 国民民主、社民両党系の議員らで構成。会派トップの社民党県連合代表、久原和弘氏(72)=臼杵市・6期=が引退する見通し。他の現職は立候補を予定。

 国民民主党からは党籍を持つ大分市の現職2人。小嶋秀行幹事長は「議席拡大に向け、他の野党と協力していく」。社民党は既に現職1人を公認、現職、新人の計4人を推薦した。「党の存在が問われる選挙」と守永信幸幹事長。

 【公明党(3)】

 現職の吉岡美智子氏(65)=大分市・2期=が引退し、後継に新人を擁立。大分、別府両市で現有3議席の死守に全力を挙げる。戸高賢史県本部幹事長は「完勝を目指して戦い抜く」。

 【共産党(1)】大分市の現職1人に加え、別府市では前回選挙で僅差の次点に泣いた新人が再挑戦。念願の2議席確保を狙う。

 【おおいた維新の会(1)】佐伯市の現職が唯一の議席死守を狙う。

 【自由民主(1)】別府市の現職が現役最多となる9選を狙う。

 【その他】議席を持たない立憲民主党が独自候補の擁立を視野に動いている。