北朝鮮の人権侵害非難決議

国連総会、拉致事件を強調

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 【ニューヨーク共同】国連総会本会議は17日、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択した。日本と欧州連合(EU)が主導し、同趣旨の決議案は14年連続。拉致事件が長引いていることから「被害者と家族の長年の苦しみに留意」という表現を新たに盛り込み、即時解決を強く訴えた。

 議場の総意により無投票で採択されたが、北朝鮮の金星国連大使は採択前に「断固拒否する」と発言。中国とロシアなども決議に加わらないと表明した。国連総会決議に法的拘束力はない。

 決議は北朝鮮政府による公開処刑や政治犯収容を非難し、安全保障理事会に対して国際刑事裁判所への付託の検討を含む対応を求めた。