相生の伝統野菜かんぴょう 特製巻きずしで復活を

©株式会社神戸新聞社

げんき市で提供される相生野瀬かんぴょう入り炊きこみご飯、かあちゃんず巻、ショウガ入りゆずみそ

 相生の伝統野菜「相生野瀬かんぴょう」を具材にした巻きずしを、兵庫県相生市の女性農業者らのグループ「食と農を守るかあちゃんず」が商品化した。23日に農産物直売所コスモスの里(同市矢野町下田)で開く「げんき市」で販売する。

 かんぴょうは約50年前、同市野瀬地区で盛んに生産され、「軟らかく、だしが染み込みやすい」と大阪のすし店に卸す仲買人が競って買い付けたという。高齢化などで生産農家が減少したため、かあちゃんずが在来種を譲り受け、今年5月に栽培を開始した。

 巻きずしは、甘辛く炊いたかんぴょうと大きな卵焼き、キュウリを、ユズ果汁を混ぜたさわやかな酢飯で巻いた。「かあちゃんず巻」と名付け、今後も市内の催しなどで販売する。

 げんき市は毎年この時期に開催し、女性農業者らが栽培した野菜や花、加工食品を販売。今年は相生野瀬かんぴょう20グラムとかんぴょうの炊きこみご飯、その調理法を計200人に配る。

 蒸しガキ天ぷら、ゆずみそコロッケ、ショウガ入りゆずみその販売、焼きガキ300個の配布もある。

 午前9時~11時半。市農林水産課TEL0791・23・7156 (敏蔭潤子)