海獣被害が深刻

登別市議会委、漁協と意見交換

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漁港の現状や水産資源について意見を交わす市議会委員会委員と漁協関係者ら

 登別市議会の観光・経済委員会(若木康夫委員長、5人)は17日、いぶり中央漁業協同組合と、市内2漁港の現状や水産資源をテーマに意見を交わした。

 委員のほか、同漁協から松田嘉邦代表理事組合長ら7人が出席した。同漁協の今浦日出男参事は「施設整備により角氷は外部購入ではなく、登別施設から白老施設への運搬、冷蔵保管で使用でき、経費削減が図られた。鷲別漁港は越波で海藻が沿岸に打ち上げられ、悪臭による苦情が寄せられた時期があったが、防波堤の整備以降は年1、2回の清掃で済むようになった」などと現状を説明した。

 サメによるエビなどの食害被害については「サメは今年、約900匹を捕獲した。オットセイによる食害も深刻で、これから道の補助金を受けて天敵のシャチの鳴き声が鳴る器具6台を漁船に配備できる見込み」と明らかにした。15日現在の本年度の漁獲高はイカをはじめ、全体的に低調であることが報告された。
(西川悠也)