古賀オール・東京工場、餅つき大会で安全祈願

 「今年1年間の無事故無災害に感謝し、来年1年間の安全操業を祈願して」―古賀オールの東京工場(江東区新砂)では15日に恒例の餅つき大会を開催した。安全祈願餅つきは10年ほど前から毎年行っている。

 工場部門を統括する織田紀彦専務は、工員たちの1年の労をねぎらった上で「来年も全員の力を一つにし、協力しあって『強い現場づくり』に精励していこう」と呼び掛けた。

 用意したもち米は30キログラム。冬晴れの下、大掃除の合間の昼休み時間帯を利用し、日ごろの現場仕事でならした男性社員が力強く餅をついたのはもちろん「邪気を払い、福を呼び込む縁起モノ」として事務職の女性社員も含む全スタッフが交代で杵を持った。

 つきたての餅は、新年用の鏡餅として成形され、工場事務所や各棟にお供えするほか、当日の昼食用として大食堂のテーブルに並び、辛味や納豆、いそべ、みたらし、きな粉や汁粉などにして工場所属の全社員で食した。

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