千曲鋼材のQCサークル、石川馨賞奨励賞を受賞

 千曲鋼材(本社・千葉県浦安市、社長・神島勉氏)の茨城事業所のQCサークル「青い鳥サークル」は、13、14日に沖縄で開催された第6090回QCサークル全国大会(主催・日本科学技術連盟)で石川馨賞奨励賞を受賞し、表彰された。QCサークル生みの親とされる石川馨博士の名を冠したこの賞は、特色ある活動を進め、QCサークル活動(小集団改善活動)の普及・発展に貢献したサークルに贈られる。

 千曲鋼材は2015年4月にQCサークルを導入し、現在全社で8サークルが改善活動に励んでいる。活動の成果は半年毎の全社QCサークル発表大会で報告する。

 「青い鳥サークル」は営業担当女性5人で構成し、受賞テーマ「ミルシート準備時間の低減活動」は15年10月~16年3月に活動したもの。17年茨城地区秋季QC大会で県知事賞を受賞、関東チャンピオン大会に出場し、その後に、石川馨賞奨励賞の推薦を受け、今回の受賞に至った。5人中3人がQC検定3級の資格を持ち、QC手法に対する理解も深く、同社のQCサークル活動をリードする存在となっている。

 神島社長は「QCサークル活動をより活性化して改善活動の底上げを図っていきたい」とする。

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