「ボヘミアン・ラプソディ」- フレディ・マーキュリーがキュートで愛おしく、随所に流れるQueenの楽曲がパワフルでテンション上がります

スゲー庶民派。言わずと知れた超有名ロックバンド「Queen」の楽曲制作秘話などを盛り込みながらフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画。とは言っても、伝記映画にありがちな「スーパースターの光と闇」みたいなことでは全くなく。バンドメンバーの仲良しっぷり、父との確執、恋人との関係に至るまで、エピソードの数々がとにかく庶民的。セクシャルマイノリティーであったことや出生へのコンプレックスにもちょこちょこ触れながらもメッセージ性は強くなく、あるとして「全ての出っ歯よ、大志を抱け」ってなもんです。とにかくフレディ・マーキュリーがキュートで愛おしく、随所に流れるQueenの楽曲がパワフルでテンション上がります。Queenファンはもちろん、出っ歯をコンプレックスに思っている人に是非オススメです。「I Was Born To Love You」!(LOFT HEAVEN:川口明男)

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