名久井農業高(南部町)のドローン授粉研究、高校生ビジネスプランベスト100に選出

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表彰状を受け取る沢山さん(左)ら名久井農業高校の生徒たち

 青森県南部町の名久井農業高校(西館実校長)園芸科学科のグループによるドローン(小型無人機)授粉研究が今年の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」のベスト100に選出された。17日に同校で表彰式が行われ、生徒は「全国100位以内に入ることができてうれしい」と喜びの声を上げた。

 日本政策金融公庫主催のコンテストは6回目。高校生ならではの創造力や発想でビジネスプランを作ってもらい、起業教育を推進するのが目的だ。全国396校から過去最多となる4359件の応募があり、県内では同校のみが入選した。

 高齢化が進む地元の果樹農家では、高所での作業が大きな負担となっている。生徒はドローンを使って花粉を混ぜた溶液散布を行い、人工授粉を肩代わりして農家の負担を軽くすることを計画。昨年度から研究を始めており、蓄積したデータを基にして実用化を目指している。

 この日の表彰式には園芸科学科の2年生4人と、指導に当たった松本理祐教諭が出席。同公庫の二村元樹八戸支店長から表彰状を受け取った沢山華奈さんは、ベスト100という結果を素直に喜びながら「上位10校による本大会に進めなかったのが心残り。研究の精度をもっと高め、来年こそ上位に進みたい」と意欲を語った。