鷹・松田宣、現状維持の4億円で更改 来季は背番号「5」に回帰「初心に戻って」

契約更改に臨んだソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

来季は4年契約の4年目「絶対にやってやるという思い」

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が18日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸4億円でサインした。来季が4年契約の4年目となる。また、その後の記者会見では背番号を「5」に戻すことを発表した(金額は推定)。

 2015年オフにFA権を行使し、4年契約で残留した松田宣。今季は4年連続全試合出場を果たし、32本塁打82打点をマークしたものの、打率.248と低迷。シーズン終盤の低迷もあって、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズではスタメンから外れる試合も多かった。

 それだけに、来季への覚悟の思いは強い。契約の最終年となる来季に向けて「クライマックスシリーズ、日本シリーズと出られなかった。来季は絶対にやってやるという思いが強いです。打てなかった、結果が出なかったのは僕自身の責任。腹が立つし、2度とこういう思いはしたくない。ただベンチにいることで、試合に出たいという思いが芽生えた」と語った。

 2017年から背番号を「3」に変更していた松田宣。プロ入りから11年間背負い愛着のある「5」に戻す意図について「3への憧れから変更させてもらいましたけど、契約もあと1年ですし、もう1度ここからやってやる、初心に戻ってやるという思いから戻させてもらいます」と明らかにしていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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