[移籍]C大阪、今季の主力を大放出!? 杉本が天皇杯王者へ、山村がJ1王者へ

浦和行きが決まった杉本(左)と川崎行きが決まった山村(右)photo/Getty Images

セレッソ大阪が、主力選手2名を放出することになった。18日、天皇杯王者の浦和レッズがFW杉本健勇を、J1王者の川崎フロンターレがMF山村和也を完全移籍で獲得したと発表している。

現在26歳の杉本は今季、リーグ戦30試合に出場するも思うように得点を挙げることができず、5ゴールにとどまった。しかし、2017年シーズンは全34試合に出場し、22ゴールを挙げる活躍を見せ、得点王争いを繰り広げていた。

そんな杉本はC大阪の公式サイトを通じて「このクラブを離れる事は正直想像していませんでしたが、今回の決断は自分自身の成長の為に不可欠だと信じています。セレッソの一員として戦えた事を本当に誇りに思っていますし、これからもずっと応援しています。今まで本当にありがとうございました!」と感謝の意を述べた。また、浦和の公式サイトでは「ここで活躍できなければ次はないという思いで戦うことを決めています。ですから、サポーターのみなさん熱い応援をよろしくお願いします。僕は必ず結果で証明します」と意気込みを語っている。

一方、現在29歳の山村はセンターバックからフォワードまでこなす万能プレイヤー。スーパーサブとして出場することも多く、今季はリーグ戦24試合に出場し、2ゴールを挙げていた。

そんな山村はC大阪の公式サイトを通じて「長いようで短いような凄く濃い3シーズンを過ごせました。本当にセレッソに携わる全ての方に感謝の言葉しかありません。次は違うチームでシーズンを迎えますが、温かく見守って頂けたら嬉しいです。本当にありがとうございました」と、川崎の公式サイトを通じて「あまり感情を表に出すのが得意ではないですが、早く馴染めるように頑張ります。たくさんのタイトルを取れるように力を出し切りたいと思います。今シーズンからよろしくお願いします」とコメントしている。

この他にも、MF山口蛍の退団も噂されるC大阪。ロティーナ新監督のもとで迎える新シーズンは、今季と全く違うチームとなりそうだ。

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