沢口靖子、15年ぶり時代劇「小吉の女房」。古田新太は沢口との食事を自慢

NHK BSプレミアムで2019年1月11日にスタートするBS時代劇「小吉の女房」(金曜午後8:00)の第1話完成試写会が行われ、主演の沢口靖子、共演の古田新太が出席した。本作は江戸時代、幕末間近の文政期を舞台に、後の勝海舟を育てた貧乏旗本夫婦を描くホームドラマ時代劇。2004年の大河ドラマ「新選組!」以来、約15年ぶりの時代劇出演となった沢口は「久々の時代劇で不安もありましたが、温かいホームドラマでもあります。そんな作品で新たな自分を表現するチャンスだと思い、楽しく演じました」と充実した表情を浮かべた。

お信を演じる沢口と、その夫・小吉役を務める古田は、2002年の舞台以来の共演。「当時は何度もご飯に行こうと言っていたけれど、結局一度も行けませんでした。でも、今回の京都ロケでは何と3回もご飯に行けましたので、東京に帰ってから周囲に自慢しました」と古田は再会を喜び、「時代劇ですが、ホームドラマなので派手な立ち回りもなくて、電気もない時代ですからナイトシーンもない。幸せな京都の夜を楽しませてもらいました。夕方には撮影が終わるので、電気がない時代って素晴らしいな~と思いました」とほくそ笑んだ。

最後に沢口は、今年惜しくも亡くなられた江波杏子さんとの共演に「非常にさっぱりしていて気風のいい方でした。茶の間のシーンでは夫に嫌味を言う場面もありますが、それが不快ではなく、見ていてほほ笑ましさが残るような感じがありました」と故人をしのんだ。

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