お見事!ドルトムントのサインプレーが上手かった

ドイツ・ブンデスリーガ第15節が行われ、香川真司が所属する首位ドルトムントは、大迫勇也が所属するブレーメンと対戦し、2-1で勝利した。 この試合の前半20分、ドルトムントの先制点のシーンに注目である。

相手を騙したドルトムントのサインプレー

「相手をいかに騙せるか」サッカーに限らず、球技全般に言える重要な要素である。この先制点のシーンはフリーキックのキッカーが、ラファエル・ゲレイロと、マルコ・ロイスの2人がいた。最初はゲレイロがスペースに走り出した。それを見て「ロイスが蹴るんだろうな」と相手を思わせた。

だが、ゲレイロがゆっくりボールの位置に戻りつつ、急にスピードを上げ、ゴール前にボールを供給した。ブレーメンの選手たちへ誰ひとり反応ができなかったのだ。

ゲレイロのボールにパコ・アルカセルが頭で合わせて先制点を奪った。

そのシーンがこちら!

アルカセルがブンデス史上3人目の快挙!

この試合の先制点を決めたパコ・アルカセルはこのゴールが今季11ゴール目であった。これで、ブンデスリーガデビューから10試合で11ゴールを挙げた史上3人目の選手となった。

得点量産するこのスペイン人ストライカーの好調維持が、ドルトムントのブンデス優勝には欠かせないだろう。

ブンデスリーガは残り2試合でウインターブレイク

ブンデスリーガは残り2試合が終わると冬休みに入る。首位ドルトムントは日本時間19日にデュッセルドルフ戦(アウェー)と、22日にボルシアMG戦(ホーム)が残っている。

今季無敗を続けるドルトムントはこのまま無敗を継続し、「冬の王者」としてウインターブレイクを迎えることができるのか。要注目である。

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