全国高校駅伝 松浦高で壮行会 健闘誓う

 長崎県代表として全国高校駅伝に出場する県立松浦高(中上徹校長、309人)の陸上部の壮行会が17日、同校であり、全校生徒と教職員、市民らが晴れ舞台での飛躍に向けてエールを送った。
 同部は1~3年の男子15人が所属。11月の県高校駅伝で6年ぶり2度目の優勝を果たし、23日に京都府で開かれる全国大会に挑む。
 壮行会は体育館で開かれ、全校生徒が拍手で選手を迎え入れた。中上校長は「全国を戦い抜くには技術や体力が必要であり、勝負は支援への感謝の心、人間力が決める」とあいさつ。友田吉泰市長は「持てる力を最後まで出し切り悔いのない走りをしてほしい」と激励した。
 主将の白石大以夢さん(17)は「県代表としての責任感を持ち、感謝の気持ちを表す走りで6年前より良い結果を残したい」と意気込みを語った。この後、全員で校歌を斉唱し、全国での活躍を願った。

全国大会へ向け、全校生徒から拍手でエールを受ける陸上部員(中央)=松浦高

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