臨床検査技師の傍らフットコンサル開業 上原さん、全身の健康は足元から

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臨床検査技師の傍らフットコンサルタントを開業した上原泰子(うえはらやすこ)さん

「足元から健康を考えてほしい」と呼び掛ける上原泰子さん。

足や靴に関する正しい知識の普及から、全身の健康を考えるフットケアサロン「AHAM」(水戸市石川)を昨年1月に開いた。臨床検査技師として医療機関で働く傍ら、自宅の1室を利用し、「一人一人と向き合う時間を大切にしたい」と女性専用、完全予約制で開業した。

高校卒業後、上京し、臨床検査技師の資格を取得。2005年から技師として働き始めた。しかし、夜間の仕事による疲れやストレスで体調不良が続いたという。足に合わない靴で立ち仕事を続けたことにより、「痛みとむくみがひどかった」と振り返る。外反母趾(ぼし)になり、足の裏にたこができたり、うおのめができたりした。

体調を改善しようと、整体やヨガのレッスンに通ったという。直後は体調が良くなると感じたが、時がたつと元の状態に戻った。費用の節約のため、整体やヨガ、フットケアの認定資格を取得。足元、歩き方を見直し、根本的な原因の改善を図った。

「30代、40代の女性に向けて正しい知識を広めたい」と願う。「子どもを対象とした足の教育はあるが、親に対しては少ない」と感じている。母親が正しく理解することで、「子どもや高齢者にも広がるのではないか」と波及効果を狙う。

靴の選び方に関しては「ゆとりがある靴が最適という誤解がある」と指摘。「靴のサイズ、幅、インソールがぴったり合い、靴の中で足がぶれないのが重要」とし、「本当に個人に合った靴を履けば、歩いていて気持ちよくなる」と笑顔を見せた。

【メモ】趣味は旅行と小物作り。36歳。問い合わせは(電)080(4717)0284
(水戸支社・志賀敦文)