ビジネス街、品川港南口に突如現れた非日常的な野外シアター「Shinagawa Xmas Cinema Week」。ショートフィルムの数々と、ルーツ音楽のライブなどが無料で楽しめて、温まるグルメを堪能できます。夏だけじゃない冬ならではの野外ぬくぬくイベントでほっこりしませんか。
インターシティでカルチャーイベント！
あなたは、品川にどんなイメージがありますか？ 屋形船の船着き場があったり、大型のホテルが並び、水族館があったり。グルメも見逃せない街です。特に港南口は20年前にビジネスコンプレックスのインターシティができて、ビジネス街の一面もあります。
実はインターシティー前の広場「セントラルガーデン」は冬のイルミネーションも美しいんです。ビルの間の広大なスペースの木々は、春には桜が咲き乱れて、夏には心地よい日陰を作り、秋に落ち葉になって、冬にはイルミネーションで飾られます。生きている木を利用したイルミネーションですからほっこりした雰囲気です。
そして、ビジネスビルはそれぞれにクリスマスデコレーションも凝っていて美しいんです。こちらはインターシティのクリスマスツリー。ビジネスとメルヘンって、ちょっと素敵な取り合わせですよね。
海外のショートフィルムで世界旅行！
ビルの灯りを周りに感じながら、この美しい光の森に巨大なスクリーンが設置されています。このイベントは、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」などを手掛けるブランド「ShortShorts」と、移動式野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN（シネマキャラバン）」とのコラボなんです。
イベント初日には、自らもショートショート作品に主演し、また同フェスティバルの審査委員も担当した女優の本仮屋ユイカさんがトークショーに登場。同フェスティバルのMCを務めているMC Johnさんと、今回のイベントについて話が盛り上がりました。
本仮屋さんは審査員として世界中のショートフィルム作品を見たそうですが、それはまるでその国々を旅しているようだったと言います。そして、短編という枠の中で、一気に本質に迫っていく作品づくりが難しかったとも。
「友達とも来たいけど、仕事終わりに一人でもふらっと来たいです。」と言うように、仕事終わりにちょっと映画と温かい食べ物・飲み物を楽しむのもよさそうです。
上映は21日までは7時と8時から各50分にショートフィルムを、最終日22日（土）には18時からクリスマス映画の傑作「ラブ・アクチュアリ」が上映されます。詳しい内容についてはHPで確認してくださいね。
品川クリスマスシネマウィーク
ショートフィルム上映作品ラインナップ
https://www.shinagawa-cinema.com/movie.html
あったかグルメがうれしい！食べながら・飲みながらもOK。
スクリーンを囲むように、フードカーが並んでいて、屋外用のヒーターが設置されたテーブルも用意されています。映画を見ながら本格グルメを楽しめるのは、野外ならでは。写真奥が「BLUEMOON TAP CAR」。全米ナンバーワンクラフトビール BLUEMOON を樽出しでフレッシュに味わえます（期間中毎日出店）。
温かいサングリアやジンジャーティーなどもあって、ぬくぬくと楽しめますよ。
目をひいたのが、この薪で焼くピザ窯です。本格的なアツアツピザがあっという間に焼きあがります。「Frisbie Flying Pizza by OTTO」では、ピッツェリアマイスター・佐藤博樹さんが腕を振るっています（期間中毎日出店）。
「ポートマン」はかんぶつマエストロ佐藤拓郎さんが、島根県産干物を焼きます。本仮屋さんものどぐろの干物を実際に食べて感動したそうです。
「PORTE」は肉料理の店ですが、面白そうなのは「自家製お米のソーセージ」。18日までの出店です。
その他、日替わりで登場するお店については、イベントHPで確認してください。
イベントは初日から盛り上がっています！
映画に集中するもよし、グルメにロックオンするもよし。思い思いの楽しみ方で、初日からたくさんの人が集まっていました。防寒をきっちりとして、温かい食べ物と飲み物、温かいショートフィルム作品で、いつもとはちょっと違う夜を過ごすのも素敵ですね。
Shinagawa Xmas Cinema Week
会場：品川インターシティ（東京都港区港南二丁目15番2号）
期間：2018年12月17日（月）～2018年12月22日（土）
https://www.shinagawa-cinema.com/
[All photos by Atsushi Ishiguro]
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