川崎守田、入院の子どもを見舞う 手作りメダルでV祝福も

 サッカーJ1リーグを連覇した川崎フロンターレの守田英正選手(23)が19日、川崎市高津区の総合高津中央病院を訪問した。チームカラーに合わせて青いサンタクロースの衣装をまとい、入院する子どもたちを激励した。

 トナカイに扮(ふん)したマスコットキャラクター「ふろん太」らと病室を訪れた守田選手は、集まった2~8歳の子ども5人と「赤鼻のトナカイ」などを合唱。バッグやサイン入りカードを手渡された子どもたちは、くす玉を割って手作りのメダルをプレゼントし、「優勝おめでとう」と祝福した。守田選手は「来年も頑張る」と約束していた。

 選手による病院訪問は、同クラブの地域貢献活動の一環。毎年クリスマスの時期に続け、22年間で延べ60カ所を超えた。今年は17、19の両日に、守田選手を含む3選手が市内の病院をそれぞれ訪れている。

青いサンタ姿で子どもたちと記念写真に収まる川崎フロンターレの守田選手=川崎市高津区の総合高津中央病院

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