メガヒット！ローソンストア100の「悪魔のおにぎり」にこそ「具のせおにぎり」の具をのせるべき！と勝手に食べ比べコラボ。果たして「悪魔のおにぎり」にベストマッチな「具のせおにぎりシリーズ」の具はどれだ！？
こんにちは。放送作家の長谷川大雲です。今年も残すところあとわずか。今年のヒット商品を振り返る上で地味ではありますが『おにぎり』の活躍は外せません。
今年11月、ミシュランガイドに世界ではじめておにぎり専門店が掲載されるという快挙を成し遂げましたし、ローソンから発売された『悪魔のおにぎり』は、20年無敗の売り上げ絶対王者(ローソン内で)だったツナマヨを抜いて一位に輝きました。
中でも気になったのが、ローソンストア100の「具のせおにぎり」シリーズ。実はこちら10年程前から発売されるロングセラーなのですが、今年になって品揃えも増して俄然注目を集めるようになりました。ようやくこの無骨な〝やり過ぎ感〟に時代が追い付いた印象です。
具材をごはんの中に入れるのではなく、おにぎりの上にのせて、見た目のインパクトはもちろん、ガッツリ食べ応え感を追求した天下無双、武骨なおにぎり革命！
たこ焼きにカツ丼、お好み焼きにチキンナゲットと、〝武骨〟は進化を続け、次は何をのせてくるのかと期待が膨らみます。
個人的には「角煮」を出してほしい。あるいは「シュウマイ」なんてのも旨そうです。
いや。もはやそんなものでは驚かない。ローソンストア100のことです。もっと革命的な具をのせてくるに違いありません。
「豚足」なんてどうでしょう。あるいは「肉まん」。
そして「ハンバーグも好評だから」と、「じゃあ、ハンバーガーだっていいかも」と、おにぎりの具にハンバーガーをのっけてくるかもしれません。
さらには「焼き鳥」を串のままのっけてくるかもしれないし、正月には鏡餅バージョンなどといって、「みかん」を丸ごと一個のせてきたりする可能性も否めません。
そして最終的には、「おにぎり」をのせるまでの暴挙に出るかもしれません。そうなったらどうしよう。
何しろ、おにぎりの具として、おにぎりがのっかっているのです。
もはやこうなると何がなんだかわかりません。
さて。こうして、のっける方ばかりに目が向きがちでありますが、「おにぎり」そのものを、もっとバリューのあるものに変えてみるのも手です。
そう、ローソンストア100でも大ヒットした「悪魔のおにぎり」なんてどうでしょう。ちなみにこの商品が発売されたのは、「ローソン」より「ローソンストア100」の方が先です。
めんつゆと天かすに青のりを混ぜ込んだ味付け飯。そんな「悪魔のおにぎり」にこそ、具が欲しい。さらにガッツリ感を満たしてくれる罪深き悪魔めしを熱望するのです。
そこで、勝手にコラボ。現在、販売されるローソンストア100「具のせおにぎり」の中から特にお気に入りの4商品をピックアップ！
この4つの「具のせおにぎり」の具を「悪魔のおにぎり」に移植。どの具がベストマッチなのか検証してみましたので、ランキングと共にご覧ください。もちろん全て100円(税抜き)です。
4位『ハンバーグ』＋『悪魔のおにぎり』
表面の焼き目が焼き目なのか焼き目模様なのかわかりませんが美しい。味はチープですがしっかりハンバーグしてます。個人的にこれにマヨネーズをほんの少し垂らし食べるのが好き。
オリジナルでは、ケチャップライスにのっかっています。そしてこのハンバーグを「悪魔のおにぎり」に移植。
俄然こちらの方が旨い。よくマッチします。
とはいえ、ハンバーグってやはり〝具〟というかおかずとして食べたい。つまり、別々に食べた方が旨さが際立つと思います。そのためこの順位になりました。
3位『味付玉子』＋『悪魔のおにぎり』
この味玉、旨いです。オリジナルのご飯は茶飯っぽい薄い味付けで、この味玉との相性も抜群。
そしてこの味玉を「悪魔のおにぎり」の具に移植すると、そのポテンシャルをさらに発揮。と思いきや、オリジナルの茶飯の方がマッチします。
とはいえ、「悪魔のおにぎり」との組み合わせも充分旨い。
2位『かき揚』＋『悪魔のおにぎり』
実はこちら「具のせおにぎり」の元祖。バリエーションの中でも最古参で一番人気の商品です。
いやこれ、確かに旨いし何よりボリューミー。給料日前の懐のさびしい節約ランチにもピッタリ。とりあえずこれ二つ食っとけば、空腹はしのげます。
味付けが濃い為かおにぎり自体は白飯。そしてこの「かき揚」を「悪魔のおにぎり」に移植すると、罪深き悪魔っぷりが倍増します。
なんだろう。このつゆだく感。とにかくうまいですが、食べた後に襲ってくる背徳感も倍増。カロリーとか気にする人は食べてはいけません。
1位『甘酢ささみフライ』＋『悪魔のおにぎり』
オリジナルのおにぎりは、茶飯っぽい薄い味付けご飯。
その上にのった甘酢で味付けされたささみフライは絶品。しかもデカイ。これ、ホントに100円でいいのでしょうか？ といった印象です。
これを「悪魔のおにぎり」にトッピングしてみると、これが旨い。「悪魔のおにぎり」に混ぜ合わせられた天かすのせいかこってり感が増し、青のりの風味もささみとマッチ。
オリジナルより旨さ倍増します。
それにしてもこの甘酢ささみ、優秀です。
もちろん、「悪魔のおにぎり」に具を奪われ残骸と化した「具無しおにぎり達」は、この後、編集部スタッフで全ておいしくいただきました。
さて。来年はどんな「具のせおにぎり」を発売してくるのか楽しみですが、やはり「悪魔のおにぎり」＋「具のせ」バージョンを登場させてほしい。
ローソンストア100さん、是非ともお願いします。いや。ローソンストア100さんならきっとやってくれるに違いない。
