ファン・ハールはここが難しい!デパイが明かしたその指導とは

『Sunday Times』は17日、リヨンに所属しているオランダ代表FWメンフィス・デパイのインタビューを掲載した。

2015年にルイス・ファン・ハール監督が率いていたマンチェスター・ユナイテッドに加入したデパイ。しかし初年度は一貫性ある活躍が出来ず、FAカップ決勝ではメンバーから外れていた。

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その後就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下でもそれほどプレーできず、2017年1月にリヨンへと移籍していた。

彼はマンチェスター・ユナイテッドでの1年半について以下のように話し、ファン・ハールの指導に難しさを感じていたことを明かしたという。

メンフィス・デパイ 「ある日、僕は左足の技術とクロスに取り組みたかったから、ライアン・ギグスとともに追加の練習をしていたんだ。

それからファン・ハール監督にオフィスへと呼び出された。『なぜ練習しているんだ?』と聞かれたよ。

僕は『左足のクロスを向上させたい』と言った。そうすると、『君のクロスは既にいい。そう考えておけ』と返ってきた。

彼は僕が余分な練習をしていることに満足していなかったし、自分のことを若手だと思わないようにしろと言いたかったのだろう。

僕はその時あまりプレーしていなかったし、自分が求めるレベルを見せたかった。チャンスを再び得るために、通常よりも練習していたのだけど」

(ファン・ハールの指導はあまりにも制限が多い?)

「あれはドリブルが許されなかったこととは違う。自分がやらねばならないタスクだった。

一部の選手は、あまりに多くの情報を与えてしまうと考えすぎに繋がってしまう。

若い選手は考えるべきじゃない。ボールを奪われた時に考えたら、『次は安全にプレーしよう』となってしまう。それはサッカーじゃないんだ。それでは僕じゃない。

試合にはリスクを伴う。時には無鉄砲になろうとする。しかしそれがいい道になるんだ」

「2015-16シーズンの最後の試合以降、僕はファン・ハールと一度も会わなかった。FAカップ決勝でメンバーから外されてからね。

それが個人的な理由だったのかはわからないし、もう問題にもしていない。

ただ、5月のカイトの引退試合で会ったんだよ。その試合でも僕はベンチだったよ!また15分しかプレーできなかったし!」

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