鹿島と激突!レアル・マドリーvs日本勢の歴史をまとめてみた

いよいよこの後、FIFAクラブワールドカップの準決勝で鹿島アントラーズがレアル・マドリーと対戦する。

そこで今回は、レアル・マドリーが日本のチームと対戦した過去の歴史を振り返ってみよう。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

※対象は2000年以降

日本代表

日時:2002年5月7日
試合情報:親善試合
試合結果:レアル・マドリー 1 - 0 日本代表

レアル・マドリーのクラブ創立100周年記念として行われた一戦。

マドリーはUEFAチャンピオンズリーグの決勝を控えていたため、主力のほとんどを温存。試合は大雨の中行われ、エドウィン・コンゴの得点でマドリーが勝利している。なお、この試合では曽ヶ端準が先発出場、小笠原満男が途中出場を飾っている。

FC東京

日時:2003年8月5日
試合情報:親善試合
試合結果:FC東京 0 - 3 レアル・マドリー

アジアツアーの一環として行われたFC東京戦。スコアラーはデイヴィッド・ベッカム、サンティアゴ・ソラーリ、ロナウド。FC東京の当時の監督は原博実。

ジェフユナイテッド市原・千葉

日時:2004年7月29日
試合情報:親善試合
試合結果:ジェフユナイテッド市原・千葉 1 - 3 レアル・マドリー

前年に続き、プレシーズンツアーでマドリーが来日。千葉はマルキーニョスのゴールで先制するも、その後グティ、ラウール・ゴンサレス、サンティアゴ・ソラーリに得点を許し1-3で敗れた。当時の千葉の監督はイヴィツァ・オシム。

東京ヴェルディ1969

日時:2004年8月1日
試合情報:親善試合
試合結果:東京ヴェルディ1969 0 - 4 レアル・マドリー

千葉戦に続いて行われや東京ヴェルディ戦。ジネディーヌ・ジダンがゴール前で華麗なマルセイユ・ルーレットを披露しゴールしたのは記憶に新しい。その後、ロナウド、ルイス・フィーゴ、フェルナンド・モリエンテスが追加点をあげている。

東京ヴェルディ1969

日時:2005年7月25日
試合情報:親善試合
試合結果:東京ヴェルディ1969 3 - 0 レアル・マドリー

3年連続となったマドリーの来日。前年に続き東京ヴェルディとの対戦になったが、小林大悟、ワシントン、山田卓也にそれぞれゴールを許し、0-3の完敗を喫している。「名解説」でお馴染み、玉乃淳も途中出場している。

ジュビロ磐田

日時:2005年7月27日
試合情報:親善試合
試合結果:ジュビロ磐田 1 - 3 レアル・マドリー

直前の東京ヴェルディ戦に敗れたマドリー。ジュビロ磐田とのプレシーズンマッチではラウール・ゴンサレスとロナウドがゴールし、1-3で勝利した。磐田で得点をあげたのは成岡翔。味の素スタジアムには3万4603人が集まった。

なお磐田は1999年にアジアスーパーカップを制し、FIFAクラブ世界選手権(クラブワールドカップの前身)でマドリーとの対戦が決定していたが、大会は中止となり対戦は実現しなかった。

鹿島アントラーズ

日時:2016年12月18日
試合情報:クラブワールドカップ2016 決勝
試合結果:レアル・マドリー 4-2 鹿島アントラーズ

2016年のクラブワールドカップ決勝は、日本勢がレアル・マドリーと公式戦でぶつかった最初の試合だ。

鹿島は開催国王者という枠での出場であったが、各大陸の王者を次々と撃破し決勝へ。マドリーとの大一番でも大方の予想を覆し、柴崎岳の衝撃的な2ゴールで一時はリードを奪った。

結局はC・ロナウドらを擁すレアル・マドリーが地力を見せつけ延長戦の末に勝利することになる。しかし世界の頂点に一瞬でも迫ったこの一戦は、日本サッカー史における重要な試合の一つとなった。

© 株式会社ファッションニュース通信社